「マニュアル」について考える
「会社」という組織において、
【目的を達成すること】と、【マニュアルを厳守すること】では、どちらが大切だろうか?
世の中には、マニュアルによって定められた手順が全く役に立たない局面というものが多く存在する。このような状況下では、マニュアルを度外視した独創的な解決策が、問題の突破口となることが多いだろう。
だが、一度マニュアルを無視した行動を許してしまえば、組織内に「自分勝手に行動してもよい」という空気が産まれることも確かだ。1000人単位の人間が働いている組織では、このような規律の乱れが致命的な問題を引き起こすかもしれない。
現在、僕が会社で携わっているプロジェクトが抱えている問題は、マニュアルが全く役に立たない部類のものだ。というよりは、マニュアルそのものが問題を引き起こしているように思える。根本的な設計の段階で重大な欠陥をいくつも抱えたまま、最終工程まで来てしまった感じだ。大規模なソフトウェア開発においては、ウォーターフォールモデルが有効と教科書には書いてあったが、初期の段階で問題が丸投げされた場合の対処法については書かれていなかった。
この状況下では創造的な解決策が要求されている事は明らかだ。部署や役割を超えて問題を解決していくために、エネルギーを集中すれば、この程度の問題は必ず突破できる。
だが、従業員達はそれを頑なに拒む。この状況下においてもマニュアルを厳守し、無駄なタスクを増やしている。このためコストは跳ね上がり、納期は伸び伸びになっている。
ここまで莫大な犠牲を払っても、マニュアルを遵守することに意味があるのだろうか?と、新米の僕はいつも疑問に思う。確かに僕は、自分勝手な判断を下して失敗することが多い。早とちり、決め付けで重大なミスを侵してしまうことも確かだ。そしてその原因は、マニュアルを厳守しないからだ。それは自覚している。
だが、それでも違和感は拭えない。正直、現在進行中のプロジェクトは、マニュアルさえ無視すれば今の10分の1の人員、半分の労力で倍の完成度のものを作ることができると思う。
これも素人故の浅い考えなんだろうか?現実はそんなに甘くないんだろうか?全く現場を理解していないだけなんだろうか?
直感的にはそうは思わないが、もう少し様子を見てみないと、本当の所はわからない。
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コメント
ダブルバインドですね
投稿 もこたん | 2008年4月19日 (土) 17時08分
ある意味そうっすねー
ダブルバインドな状態って、嫌いではないんですけどねw
投稿 まおうげん | 2008年4月19日 (土) 22時38分