昨夜から降り続いていた雨が止み 
雲の切れ間から空が顔を出した
陽の光が地上を照らし始める
僕はその場に立ち尽くし
吹き付ける風を吸い込んだ

目の前を何台も車が通り過ぎ
陽はゆっくりと落ちていった
街に明かりが灯り始める
空は次第に暗くなっていく
初春の風はまだ冷たい

生きる意味をかみしめながら
ひたすらに前へ進んでいく
過ぎ行く時は残酷なまでに
感傷も未練も押し流していく

「大丈夫、間違ってなんかない」

自分に言い聞かせながら、
ただ前を向いていよう
振り向いてもいいことなんかない
それだけは確かだから 

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