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<title>魔王源ｂｌｏｇ　「机上の空論」</title>
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<item rdf:about="http://maou-gen.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/post_ae27.html">
<title>ブログが。。。</title>
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<description>　近頃、多忙につきブログが全く更新できず仕舞いであります。。。　もう少し落ち着い...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;　近頃、多忙につきブログが全く更新できず仕舞いであります。。。&lt;br /&gt;　もう少し落ち着いたらちょくちょく更新したいなと思っておりますです。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;　とりあえず、明日は天誅のライブなので、頑張ってまいりますっ&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>徒然</dc:subject>

<dc:creator>魔王源</dc:creator>
<dc:date>2008-07-12T02:11:08+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://maou-gen.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/post_fbaf.html">
<title>漫画描きとして思うこと。</title>
<link>http://maou-gen.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/post_fbaf.html</link>
<description>　昨日、4本目のネームを送った。 　嫁と編集殿の助けで、まがりなりにもなんとか連...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;　昨日、4本目のネームを送った。 &lt;br /&gt;　嫁と編集殿の助けで、まがりなりにもなんとか連載できている。ありがたい限りである。 &lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　思えば漫画を始めて既に２０年以上が経つ。ノート漫画を描いたり投稿したり漫研入ったり同人やったり持込したりと形態を変えて続けてきて、随分と時が流れたものである。かつては流行作家の絵を模写したり、ゲームのキャラを模写したり、デッサンをやったり、テクニック本を読み漁ったりしたが、一向に絵が上手くなった気配が無いｗ基本的に中学生の頃から画力が変わっていない気がする。手は早くなったけど。 &lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　死ぬほど諦めの悪い僕はついこの間まで上手くなろう上手くなろうと必死で模索を続けていたが、さすがにそろそろ才能の限界だという事を認めざるを得ない。 &lt;br /&gt;　絵に拘り続けている限りこれ以上はもう進歩しない。絵が上手くなりたいという欲望を断ち切らないと駄目になる。僕にとって絵は強みにはならないのだ。 &lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　人間の才能は限られている。ウィークポイントに気をとられず、限られた才能をいかに生かすかが大切なのだ。それしか壁を突破する方法は恐らく無い。一線を越えられた奴は、多くの物を捨てている。捨てることで得られるものがあるのだ。 &lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　これからは得ることではなく、捨てることを考えていこうと思った。&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>徒然</dc:subject>

<dc:creator>魔王源</dc:creator>
<dc:date>2008-06-23T22:57:22+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://maou-gen.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/post_bf94.html">
<title>迷い</title>
<link>http://maou-gen.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/post_bf94.html</link>
<description>　見当違いのことをしているという感覚が抜けない。　自分のやっていることのピントが...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;strong&gt;　&lt;/strong&gt;見当違いのことをしているという感覚が抜けない。&lt;br /&gt;　自分のやっていることのピントがズレている、ずっとそんな感覚に捕らわれている。猛烈に忙しい。周囲の要求を処理することで精一杯になってしまっている。本当は何がやりたいのか、考える暇も与えられないまま休日は終わってしまい、怒涛の毎日が始まってしまう。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;　今の自分の状況に不満を言うことが、どれだけ贅沢なことかは痛いほど自覚しているつもりだ。とても多くの人に支えられて、なんとか経済的に自立することができたのだ。感謝しなければいけない。不満など言ってはいけない。そうやって自分を責め続けている。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;　けれど不満は溜まる一方だ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;　こんな状況にも慣れるんだろうか。本当に慣れてしまっていいんだろうか。わからない。頭でいくら考えても答えは出ない。この状況から逃げ出したいと悲鳴を上げている自分がいる。けれども一度会社に出てしまえば、僕は鋼鉄のように強く、どのような困難にも立ち向かっていく。与えられた課題を黙々とこなしている。&lt;br /&gt;　&lt;br /&gt;　どちらの自分が本当の自分なのか。このところずっと混乱しっぱなしだ。思考がまとまらずに困っている。&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>「魂の叫び」という名の愚痴</dc:subject>

<dc:creator>魔王源</dc:creator>
<dc:date>2008-06-22T22:29:11+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://maou-gen.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/post_5914.html">
<title>秋葉の殺傷事件に思うこと。</title>
<link>http://maou-gen.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/post_5914.html</link>
<description>このところ、秋葉の事件について色々と考えていた。 　一番強く思ったのは「他人事じ...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;このところ、秋葉の事件について色々と考えていた。 &lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　一番強く思ったのは「他人事じゃねえな。。」ということだ。犯人と僕はとても似ている。事件発生当時話題になった【漫画風の絵と、英語での自己紹介】はテーブルトークRPGのキャラクターシートのパロディである。小中学生の頃、僕も同じことをした。 &lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　彼が立ち上げたとされる掲示板には &lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「その場しのぎで笑って　鏡の前で泣いて　当たり前だろう　隠してるから　気付かれないんだよ」 &lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　という詩が書かれていたが、これはバンプ・オブ・チキンの名曲「ギルド」の一節である。バンプの曲では、僕もこれが一番好きだ。このように色々と趣味が合う。 &lt;br /&gt;　他にも眼鏡に異常にこだわってみたり、ファッションに殆ど興味が無無かったり、やたらに自分の事を知ってもらいたがる中弐病な面があったりと、とても他人とは思えない犯人だった。学生時代に出会っていたら間違いなく友達になっているタイプである。 &lt;br /&gt;　何か、親しい友人がこの事件を起こしたかのような錯覚を覚えた。 &lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　この為、世間で言われているように「絶望したら独りで勝手に死ね」だの「被害者の痛みを想像しろ」だのという事を主張する気がまったく起きない。正論で言えば間違いなくそうだろうし、どのみち犯人は確実に死刑だろう。 &lt;br /&gt;　だが、僕には「彼の立場に置かれていたら同じ事をしたかもしれない」という気持ちを拭うことができない。彼のしたことは決して許されることではないが、僕は被害者よりもむしろ加害者である彼に感情移入してしまう。 &lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　悔やまれる事は、彼は何故小説を書かなかったのか？何故漫画を描かなかったのか？ということだ。一日に何百回と掲示板に書き込みしている気力があれば、そのエネルギーを創作に回したほうが遥かに生産的である。容姿にコンプレックスを持ち、人生を両親に曲げられ、受験競争に敗北し、底辺の工員となってしまった怨みを創作に叩きつければ、どん底が這い上がる可能性は１％でも残されていたはずだ。加えて小説や漫画の中ならば、どれだけ人を殺しても罪には問われないのである。 &lt;br /&gt;　こんなことを言うと、 &lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「２５歳から始めたのでは遅い、もう手遅れだ、俺は一生負け組みだ」 &lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　と彼は主張するかもしれない。実際、これが日本における常識である。【自己実現に至る能力の開発・自己啓発は２０代中盤までに完了しておかなくてはいけない】という固定観念がこの国には根強く存在しており、その理論をイチローや卓球少女愛ちゃん、北島康介といったエリートスポーツマン達が裏付けている。 &lt;br /&gt;　だが、この固定観念は明らかな誤りである。いくらでも反証を挙げることができるからだ。司馬遼太郎が小説を書き始めたのは３０歳からだし、高村薫も４０でデビューしている。水木しげるだって４０位まで食えてないし、松本零士もブレイクしたのは４０代である。アメリカの大統領であるブッシュJrに至っては、４０歳までほぼニートである。 &lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　何故、多くの人々が３０歳までに人生の決着をつけようとするのか？この無用な焦りが多くの人々を絶望に落としいれ、今回の事件のような惨劇を生んでいる気がしてならないのである。 &lt;br /&gt;　生涯を８０年とすれば、まだ前半戦に過ぎない３０歳という地点で見切りをつけるのはあまりにも早すぎる。２５歳などスタート地点に過ぎないではないか。８０歳の老人からみたら、１５歳も２５歳も大して変わりはしない。子供である。 &lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　無差別殺人を行うのは最低でも４０歳まで待つべきではなかったのか。やれることはいくらでもあった筈だ。４０歳までは希望を持って、色々と挑戦してみてもよかったのではないだろうかと思う。そこまで足掻いても一向に光明が見出せなかったとしたら、そこで初めて自らをこの世に生み出した神を呪う権利を得られるのではないだろうか。（そんなこと言ったら、４０歳以上の人から文句言われちゃいそうだけど。。。） &lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　とは言え、僕が何と言おうとも「既婚者に俺の痛みはわからない。嫁のいるアンタは勝ち組で、俺は負け組みだ」という安易なロジックで説き伏せられてしまうのだろう。 &lt;br /&gt;　２９歳で年収が１５０万を切っていた僕は、世間的に見れば明らかな負け組だと思うが、彼の【勝ち組/負け組】の判断基準は彼女の有無なんだからどうしようもない。 &lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　 &lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>徒然</dc:subject>

<dc:creator>魔王源</dc:creator>
<dc:date>2008-06-12T19:21:57+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://maou-gen.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/post_65aa.html">
<title>自戒</title>
<link>http://maou-gen.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/post_65aa.html</link>
<description>　映画俳優は、スクリーンの内でのみ二枚目であればよい。そのかわり、スクリーンの中...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;　映画俳優は、スクリーンの内でのみ二枚目であればよい。そのかわり、スクリーンの中では他の誰よりも二枚目であらねばならない。日常生活がどうであれ、観客に夢を与えることができればそれでよい。&lt;br /&gt;　完璧を求めるな。完璧を求めると、人は挑戦することをやめる。自分に完璧を求める人間は、常に完璧でなければ自分を信じることができない。些細な失敗で自らを責め、自信を失い、新しいことに挑戦していく気持ちを失う。&lt;br /&gt;　失敗は脅威ではない。失敗を恐れて挑戦しなくなることこそが最大の脅威である。挑戦しなくなったとき、人は老いる。挑戦しなくなった瞬間から人は死に始めるのである。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;　周りの空気に呑まれて自分を見失うな。常に自分のやりかたを貫け。他の誰かのやり方では、大きな成果を出す事などできはしない。馬鹿にされようが、笑われようが、己に固執せよ。そこにしか道はない。他人のやり方を真似たところで凡庸に終わるのみである。凡庸から逃れる方法はただ一つ、徹底的に自分自身であることだ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;　怖れるな。挑戦して失うものなど何もない。心の底から「正しい」と感じたことは常に正しい。振り向かずに前に進もう。&lt;br /&gt;　常に答えは自分の心の内にある。他人の言う事に耳を傾けるな。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;　自分の判断を、信じよう。&lt;br /&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>「魂の叫び」という名の愚痴</dc:subject>

<dc:creator>魔王源</dc:creator>
<dc:date>2008-06-03T21:35:58+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://maou-gen.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/post_c76c.html">
<title>生産的であるということ。</title>
<link>http://maou-gen.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/post_c76c.html</link>
<description>「生産的である」とはどういうことだろうか？　より多くのことを成し遂げること、では...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;「生産的である」とはどういうことだろうか？&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;　より多くのことを成し遂げること、ではないような気がしている。僕の全人生の中で、知的生産性に関しては現在がダントツで一番だと思う。かなり多くの仕事を同時にこなしている。サラリーマンをやりながら漫画連載の仕事をし、音楽活動を再開して小説も書いている。こんな姿を五年前の僕が見たら、随分とすごい奴だと思うに違いない。五年前は、ひとつの活動をこなすのが精一杯だった。バイトから帰ってきたら疲れて何もできなくなっていたし、イラスト一枚書くのにも3日はかかった。今なら似たような（同じ、ではない。）クオリティの絵を2時間で仕上げられる。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;　しかし、僕は全く納得がいっていない。このような仕事の仕方は邪道であるとさえ感じている。小銭が稼げるようになった分、少しは成長したのかもしれないが、これが自分のあるべき姿であるとは思えない。ひとつひとつの仕事が粗くなっているし、大した成果も上げられていない。自己コントロールが上手く出来なかった２０代前半の時の方が、世間的な評価は高かった気がする。（無論、世間の評価が全てではないが・・・僕は俗人なので、評価が気になる。）&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;　貧乏な仕事の仕方をしているような感じだ。もう少しじっくりとひとつひとつの作品に取り組んだほうが良いだろう。だが、僕はADHD気質でかなり移り気な所がある。このため色々な分野にすぐに首を突っ込みたくなってしまう。こんなことをやっているうちは何もかも中途半端になっちまうぞと思いながら、面白そうな事を見つけると飛びついてしまう。&lt;br /&gt;　もう少し腰を据えて、ひとつの作品にじっくりと取り組める力を養いたい。けれども未だに自分のやりたい事がはっきりしないのも事実で、こんな状態ではふらふらとしていた方がいいような気がしないでもない。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;　この分だと本領を発揮できるのは、随分と年をとってからになりそうだ。&lt;br /&gt;　どうも僕は若すぎる。いつまで経っても子供のままだ。&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>徒然</dc:subject>

<dc:creator>魔王源</dc:creator>
<dc:date>2008-06-01T21:28:21+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://maou-gen.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/ufo_6bae.html">
<title>【小説】「UFOと親父⑮」</title>
<link>http://maou-gen.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/ufo_6bae.html</link>
<description>　ある日、タマエに出会った。　中央線高尾行き各駅停車の車内だった。高円寺駅に電車...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;　ある日、タマエに出会った。&lt;br /&gt;　中央線高尾行き各駅停車の車内だった。高円寺駅に電車が止まり、出入り口のドアが開いた瞬間、乗り込んできたタマエと目が合った。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「あら･･･ひさしぶり。」&lt;br /&gt;　&lt;br /&gt;　あまりにそっけない「ひさしぶり」だった。恨み節の一つでも言われるかと思った。僕はタマエの家から黙って逃げ出したのだ。それ以来タマエとは音信不通だった。僕のことを恨んでいて当たり前なのだ。&lt;br /&gt;　それなのに、僕を見つけたタマエのリアクションは、１ヶ月会っていない友人にばったり出くわした時のような軽いものだった。どの面下げてと思われるかもしれないが、なんだか少し寂しかった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　１０分後、僕とタマエは阿佐ヶ谷の居酒屋で再開を祝っていた。何となくそのまま「サヨナラ」が出来なくて、僕の方からタマエを呑みに誘ったのだ。「焼け木杭に火がついた」訳ではないが、親父の件で高円寺を歩いた日から、度々タマエといた頃の事を思い出すようになっていた。多分「タマエの事」というよりも、断絶したもうひとりの僕の事が気にかかっていたのだ。&lt;br /&gt;　&lt;br /&gt;　8年前、タマエのマンションから逃げ出した僕は、同時に自分の夢からも逃げ出した。僕の「ミュージシャンになる」という夢は、本当にあれで終わりだったのだろうか？親父のこともあって、近頃そんな事をよく考える。確かに、あのまま音楽活動を続けても、プロのミュージシャンになることはなかったと思う。けれども、プロになる事だけが僕の夢の全てだったのだろうか。もっと他にやるべき事があったのではないだろうか。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;　何か、まだ決着がついていない気がするのだ。親父は【宇宙人と友達になる】という子供の頃からの夢を、還暦を迎えるまで強固に保ち続けた。勤め先の銀行を退職した後、ついにはUFO研究家になってしまった。&lt;br /&gt;　僕の方は「ミュージシャンになる」という夢を8年前に凍結したままである。「若気の至りだった」と自分に言い聞かせ、あの2年間の事は忘れようと心掛けてきた。だが、本当にそれでよかったのだろうか？何かを決定的に間違えているような気がしていた。このまま年を重ねていけば、僕はひどく後悔するのではないだろうかと心のどこかで感じていた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　そんな事を思いつつ、タマエと１時間ほど呑んだ。最近では行かないような、安酒しか置いてない居酒屋だった。僕は妻とふたりでよく呑みに行くが、こんな店は絶対に選ばない。専らバーテンのいる、美味いカクテルを出すバーで呑んでいる。妻は洒落た店の方が好きだし、僕もさびれた居酒屋よりは高級感のある店の方が肌に合った。&lt;br /&gt;　サーバーの中で醗酵しているような酷い味の生ビールを呑み、腹を壊しそうな刺身盛りを食べる･･･この感覚は実に８年ぶりだった。音楽活動をしていた時はこんな店でばかり呑んでいた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　タマエは８年前と全く変わっていなかった。本当に何も変わっていなかったのでびっくりしてしまった。今でもタマエの家には、あの頃と同じように色々な人が寝泊りしているらしい。「深遠」のドラムだった男は、最近「終焉」という名のプログレッシブ・ロックバンドを結成し活動を続けているそうだ。どうやら死んでいなかったようである。&lt;br /&gt;　僕は随分と変わってしまった。腹は出てきたし、頭も少し禿げてきた気がする。すっかりサラリーマンといった風体になってしまった。&lt;br /&gt;「全然変わってないんだな」と言うと、タマエは「ユタカちゃんは変わったねｗｗ」と笑った。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　居酒屋を出た後、タマエとはそのまま別れた。タマエは終始上機嫌で「また呑もう」と言うと、阿佐ヶ谷のアーケード街の奥へと消えていった。&lt;br /&gt;　僕のあたまの中の「ひっかかり」は、取れることなく残ったままだった。&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>小説</dc:subject>

<dc:creator>魔王源</dc:creator>
<dc:date>2008-05-31T22:51:25+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://maou-gen.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/post_5765.html">
<title>今日考えたこと。</title>
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<description>　人間には「飽き性」であるとか「我慢強い」であるとか「マメな性格」であるとか「大...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;　人間には「飽き性」であるとか「我慢強い」であるとか「マメな性格」であるとか「大雑把」とか、このような単純な言葉で言い表せる性質は存在しない。人間というものはもっと複雑に出来ている。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　ある面では非常に飽き性だが、ある面では忍耐強く取り組める人がいる。&lt;br /&gt;　ある面では非常にルーズだが、ある面では非常にきっちりとしている人がいる。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　ある人の一面だけを見て、その人の性質を判断するのは間違いだ。この間違いは非常に有害で、人間の能力を大きく制限する。&lt;br /&gt;　誰だって、ある面ではまったく頑張れないが他の面では物凄く頑張れたりするものだ。だから物凄く頑張れる方向へ自分を導いていかなければいけない。頑張れない方向へ自分を導いてはいけない。多くの場合苦手なものは、どんなに努力しても苦手なままだ。苦手な事は極力苦手なまま放っておき、得意なことにエネルギーを集中した方が生産的である。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　自分という人間を理解することはとても大切だ。「私は飽き性だ」とか「私はマメな性格だ」という認識は大体において間違っている。それではあまりに荒すぎるのである。自分という人間についての理解の精度を高める必要がある。これは非常に楽しい作業だし、他のどんな努力よりも生産的な作業である。&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>徒然</dc:subject>

<dc:creator>魔王源</dc:creator>
<dc:date>2008-05-30T23:47:26+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://maou-gen.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/post_8186.html">
<title>【雑記】雑記です。</title>
<link>http://maou-gen.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/post_8186.html</link>
<description>　GWあたりから、「UFOと親父」の連載を続けていたのですが、ちょいと休んで雑記...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;　GWあたりから、「UFOと親父」の連載を続けていたのですが、ちょいと休んで雑記なども書いていこうと思います。小説しかブログにアップできない空気を自分で生み出してしまったことがストレスになっているのですわい。単なる自滅なんですけどね。。もうちょっとフレキシブルに動いてみることにしました。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;　もしかするとブログ連載という形態をやめるかもしれませんが確実に決着はつけるつもりです。愛読されておられた方には（アクセス解析を見る限りでは恐ろしく少数だと思うんですけどｗ）大変申し訳ありませぬ。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;なんらかの形で発表しますので、しばしお待ちくださいなー&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>徒然</dc:subject>

<dc:creator>魔王源</dc:creator>
<dc:date>2008-05-28T17:52:52+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://maou-gen.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/ufo_bf73.html">
<title>【小説】「UFOと親父⑭」</title>
<link>http://maou-gen.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/ufo_bf73.html</link>
<description>　　　　　　　　　　　　　　　―――――２００９年６月――――――　親父が退職し...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;　　　　　　　　　　　　　　　―――――２００９年６月――――――&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;　親父が退職し「UFOおじさん」となってから、既に１年が経過しようとしていた。一時は全世界を巻き込んだ社会現象となったUFOブームだったが、近頃ではその勢いも沈静化した。相変わらずムーやオカルト系のWEBサイトでは親父はカリスマ扱いだが、女子中学生が親父の周りに群がるような異常事態は起こらなくなった。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;　今も親父は、UFO研究家として精力的な活動を続けている。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;「やっとミーハーなグルーピー共から解放されて、じっくりと研究に打ち込める」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;　とは親父の弁である。その言葉どおり、UFOブームが沈静化してからの親父は、ムーにコラムを寄稿したり、韮澤 潤一郎と共に講演会を開いたり、たま出版から本を出したりして、UFOマニア達の心をがっちりと掴んだ。銀行マンとしてやり手だった親父の手腕は、UFO研究者の世界でも通用したようである。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;「おまえはイメージ戦略が下手糞だ。だからミュージシャンとして失敗したのだ。ビジネスにおいて大切なのは、一にも二にもイメージだ。」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　と、ビールを飲んで酔っ払った親父に、わけのわからない説教をされたこともある。返す言葉もなかった。僕の場合は、本当にミュージシャンになりたかったのかどうかさえ怪しいものだ。小さな頃から音楽が好きだった、というわけでもない。あの頃はまだ若かったから、ちょっとした冒険がしたかっただけなのかもしれない。僕の音楽活動は、卒業旅行の延長線上にあるような、そんなものだったのだろう。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;　その時、僕は本当にUFOに会ったのかどうか、親父に直接尋ねてみた。親父はどうも歯切れが悪く、結論をはぐらかして「それより早く孫の顔が見たい」とかなんとか言ってその場を誤魔化した。結局謎は解けないまま、時間が過ぎていった。&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>小説</dc:subject>

<dc:creator>魔王源</dc:creator>
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